auに激昂しています!

毎日何度も夫のスマホにメールや着信が入ります。
けれどもパスワードを入れなくては開くことが出来ません。
ラインで送信している人もいて、急に連絡の取れなくなった夫の事を心配している状況が分かります。
それで息子が札幌市手稲auショップでロック解除の手続きをしようとしました。
でも死亡診断書を持って行ったにも関わらず、夫と住所が違うという理由でけんもほろろの対応だったそうです。
それで私は新札幌のauショップに足を運び、「夫のスマホにアクセスしてくれている方々に訃報を知らせたいので、ロックを解除して欲しい」と伝えました。
そうすると同じ住所の免許証などではダメで、住民票だか除籍票だか(いわゆる証拠)が必要だと言われました。
その時点で既に怒りを覚えたので、すぐに区役所で住民票と除籍票と念を入れて謄本も取ってauショップに再度出かけました。
夫から私への名義変更をすることで「継承」という形で「出来ます」との事で書類を作成。
稟議が降りるまで「30分程度お待ちいただけますか?」と言われ、待ち続けること1時間。
「大変お待たせしました」。
はいはい、具合が悪くなるほど待ちました。
「それでは名義変更の審査が終わりましたので、ご主人様のスマホを初期化いたします」。
は?
ちょっと待って。
初期化したら中身なくなってしまうではありませんか。
繰り返しますが、私はメールや電話をくれたひとにお返事を返したいのでロックを解除して欲しいと、最初に伝えました。
怒り心頭に達して「それでは意味がないじゃないですか」と言葉をぶつけました。
「ご主人様が入れたパスワードはご本人しか分からないので、
このスマホを(形見としてなど)使うのであれば初期化いたしますが…」
私も言葉を失いました。
でも「夫を亡くした妻の気持ちは規約に反映されていませんものね!」と捨て台詞だけは叩きつけて帰って来ました。

だっておかしくないですか?
手間暇や時間、金銭的な事は二の次にしても。
①個人が入れたパスワードはauでは解除出来ない。
②名義変更すればスマホは使えるが、初期化するのでデータは全て失われる。

ただこの2点だけなんです。
単純なこの2点を客に伝えていない。
そのために客は期待を持ち、手続きに必要な書類を揃え提出し、あげく裏切られる。
遺族の無念がauのトップに分かります?
接客対応以前の問題です。
社員に教育すべき知識を全く怠っています!
今回のような事例は稀ではないと思います。
本人自身がパスワードを忘れてしまう事だって、普通の常識があれば対処法をあらかじめ講じておいて当たり前と私は考えます。