2007-01-01から1年間の記事一覧

手抜き

数年前までは年末になると窓を拭いたり、床にワックスをかけたり、 照明器具の手入れ、キッチンはレンジフードの中まで外して手入れをしたり、 和室があった頃は障子の張替えもしたが、現在は何もしない。 大掃除は一人ではできないのに、夫も息子も一向に重…

気の置けない仲間

W夫妻がお餅や煮物など手作りのお土産を持って来てくれた。 お客の少ない我が家に、ひととき話の花が咲く。 二人ともこまめに気がつく働き者で面倒見がいい。 kazukoちゃんは料理上手で、私は教わることが多い。 おおいに笑って気の晴れた土曜の午後だった。

娘宛のDM

娘宛の郵便物が時折届く。 いろいろな専門学校や大学からのDMだ。 娘は亡くなる2週間ほど前の6月初め、進路説明会に参加した。 多くの大学や専門学校が1つの会場で入学勧誘を行うものだった。 まだ2年生なので希望者だけでよかったのだが、娘はその会…

旅する娘にそよぐ風

今日は娘のフリースクール時代のスタッフであり、 その翌年高等部に進学した際、担任に就任したH氏の来訪を受けた。 演劇部の顧問でもあり、2年間娘に接してくれたH氏との思い出話は尽きなかった。 現在は彼自身あらたな目標に向かって学生生活を送ってい…

天使のいないクリスマス・イブ

昨年のこの時期、私はある事情から父も母も入院中の無人の実家にいた。 そんな私にクリスマスの夜、可愛いサンタがケーキを届けてくれた。 今はもう私にクリスマスケーキを届けてくれる娘はいない。

狂気

心のキズというのは外から見えない。 精神が血みどろに傷ついていても誰も何も気付かない。 見えないように、気づかれないように振る舞いもする。 心の痛みが溢れ出た時、ときとして人は自傷行為をする。 それも手首の内側を切るくらいだと誰にも気付かれな…

娘を失って半年が過ぎた

娘をもっとよく見守っていれば…という後悔の念は、鋭く深く私の胸に突き刺さっている。 日々心の小さなさざなみは絶えることはなく、時折激しい波しぶきが襲う。 一方で、暖かく柔らかな周囲の人達の想いがその棘を優しく包んでくれてもいる。 今日は夕刻、…

風林火山

民放のドラマはだいたい3ヶ月くらいで終わってしまうので物足りなさが残る。 その点ではNHKは割と長いので楽しみも多く続く。 風林火山はガクトが出演するというミーハーな理由で見始めた。 戦国時代の詳しい歴史は知らない。 北条なんとかとか今川のな…

天国へのメール

ある斎場のCMで「天国にメールできる携帯はありませんか?」というのに出会った。 ああ、それができたら何て素晴らしいことだろう。 私にとってそれはCMの中のただのワンフレーズではすまされない。 切望と言っていいかもしれない。 無気力だ。 何をする…

「父親たちの星条旗」と「硫黄島からの手紙」(DVD)

クリント・イーストウッド監督による2部作。 舞台はわずか約60年前の硫黄島である。 先日「硫黄島からの手紙」を見、今日「父親たちの星条旗」を見た。 2部作と言ってもテーマに一貫性は感じられなかった。 「硫黄島…」の方は戦争の悲惨さや残虐性が如実…

サプライズな演奏会

このところとっても文化的な生活を送っている。 演劇公演だのパイプオルガンだの… そして今日はJ学園ブル部の第2回定期演奏会があった。 前半はややクラシカルな4曲。 特にオペラ座の怪人は今日最も楽しみにしていた曲で、ドラマチックで良かった。 後半…

パイプオルガンの夕べ

息子の母校であるT・S高校で「パイプオルガンの夕べ」(入場無料)が催された。 パイプオルガンの荘厳な音色が好きだが滅多に聞く機会もない。 卒業式以来数年ぶりにT・S校の礼拝堂を訪れた。 懐かしい気持ちで、高い天井いっぱいに響き渡るパイプオルガ…

IZO

岡田以蔵を主人公にした舞台「IZO」が1〜2月に東京と大阪で公演される。 (劇団☆新感線 http://www.dipps.co.jp/stage/izo/index.html) V6の森田剛主演というのがなんだかピンとこないイメージだが、 もし娘がこれを知ったら「観に行く!」と言って…

葬儀

昨日、今日とemiパパのお母様の葬儀に参列。 娘のときの情景が脳裏に浮かび、残された家族の寂しさ辛さを思うと 胸を締め付けられるような思いがした。 喪中葉書も今年は随分と多い気がする。 すでに10通ほども届いている。 哀しみの多い年回りなのだろう…

どろろ(DVD)

原作は手塚治虫。 自らの体を取り戻すためという過酷な運命の中で、妖怪と戦い続ける百鬼丸の物語。 骨肉の争いもからむが、ストーリーとしてはやや浅い感じ。 ただCG効果もあってアクションの爽快感はあり楽しめた。

灯油の高騰とエコな生活

灯油価格の上昇が留まることを知らない。 とうとうリッター100円の大台に乗る勢いだ。 夜も暖房を入れて朝からぬくぬく、日中トレーナー1枚で快適に過ごすなんてのは 夢物語になった。 今は夜は暖房を止めて、朝は長袖のTシャツにトレーナーかカーディ…

香り

高知で買った娘への土産のひとつであるお線香の箱の封を切った。 店主に「娘のために良い香りのものを捜している」と話して勧められたものだ。 白檀の良い香りがする。 この香りも娘に届いているだろうか。

日ハム・ファンフェスティバル

昨日のパリーグ優勝パレードに続くイベント。 ラッキーなことに抽選に当たり行って来た。 普段見られない選手たちの素顔が垣間見れるとあって会場は満員。 通路には優勝旗が展示。 紅白に分かれてのPK合戦では森本がコンサドーレのユニフォームを着て登場…

食育?

某婦人会の講演会に出かけた。 テーマは「食育」だったが、何か具体的なものがない1時間半だった。 食育の大切さは分かるが、それがなかなか実践されない問題点とか、 日常の献立に役立つメニューの紹介などがあっても良かったと思う。 それはともかく寒かっ…

友達

夕方、トノ、sumire、タカの3人が来てくれた。 萌にお参りしてくれた後、昨日の公演のことなど話し、 私は階下の居間に戻った。 3人はそれぞれ娘の部屋で本を読んだり、互いに話している。 そこには萌がいる。 友達が来て娘の部屋で談笑している様子に、私…

「寸前家族〜クレイジー・イヴ〜」

J学園演劇部の記念すべき第1回定期公演。 春に顧問の先生が退職し、初夏に部長である娘の急死。 新しく顧問になったS先生はもとより、全ての部員が不安と焦りの中にいた。 予定されていたミニ公演は中止になり、 部活動も流動的にならざるを得ない時期が…

追悼法要

3月から9月までに亡くなった人の追悼法要がお寺で営まれた。 随所に灯された蝋燭は静かなのに、正面の蝋燭だけが激しく揺らいでいるのを 不思議な気持ちで見つめていた。 読経の合間に家族の名前が呼ばれ焼香に立つ。 お供えを受け取り、後半は法話があっ…

パソコンが来た!

蓋を開け閉めするたびに外れた接続部分のプラスチックが飛び散る私のノート。 こわっ! ついに蓋を開けたまま使い続けていたが、見るに見かねた夫から強くプッシュされて、 結局新しいのを買うことになった。 現物がなく待つこと約10日。 昨日入荷の知らせ…

初雪

本当の初雪は先月下旬だったようだが、我が家の近辺では全くその気配がなかった。 なので今朝の雪が初雪と言っていいだろう。 いよいよ冬だなぁ… 雪は好きだが、外へ出るには億劫な季節がやってくる。

制作中

今月初め、P誌から3月号に掲載する作品の制作依頼があった。 今回も初級者向けのデザイン。 ラフを6点送って4点採用された。 と言っても簡単で小さなものばかり。 まだ締めきりまで時間があるしぃ〜とのんびりしてたらもう中旬じゃん! そろそろ描き始め…

人には人が必要だとつくづく思った

昨日午前中、R君とお母さんがお参りに来てくれた。 なんでこの時期に突然…と思ったが、 聞けばお盆の頃から来たかったがなかなか行動に移せなかったようだ。 1時間半くらい話し込んだ。 気持ちも体も追いつかず、大学は休学したとのこと。 今は週に1回、…

喪中葉書

霜柱の立つ寒い朝を迎えた。 玄関の外階段や車のガラスにも薄く氷が張り付いている。 けれど次第に日が差し、小さく暖房を入れた部屋は暖かくなってきた。 11月に入ってすぐ喪中葉書が2枚届いた。 我が家も早めに出さねばなるまい… 「喪中につき」の後に…

寂しさ

息子が大学に通うため火曜日の深夜我が家に来て、 木曜日の夕方帰って行く。 息子いわくは「まだ(スタジオでの生活に慣れてなくて)家に来ると、 帰ってきたって感じ」だそうだ。 そんな言葉を聞くと嬉しいが、息子が帰った夜は寂しくなる。 子離れしていた…

人斬り以蔵

司馬 遼太郎著。 またも娘の本棚から。 萌が以蔵に心酔したのは元々は辞世の句に興味を持ち、 「君がため尽くす心は水の泡消えにしのちぞ澄み渡る空」に惹かれたのがきっかけだった。 句としては自らの心情をありのままに吐露した平凡なものである。 本書を…

たかがパソコン、されどパソコン

いよいよこのノートがアブナイので中古も置いてる最寄の電器量販店に行った。 ………中古っていっても高いのねん。 それ位なら新しいのを買った方が補償が付いてる分マシ。 でもこれなら!っていうのがなかった。 だいたい余計な機能が付いてて、高い。 オーデ…