人には人が必要だとつくづく思った

昨日午前中、R君とお母さんがお参りに来てくれた。
なんでこの時期に突然…と思ったが、
聞けばお盆の頃から来たかったがなかなか行動に移せなかったようだ。
1時間半くらい話し込んだ。
気持ちも体も追いつかず、大学は休学したとのこと。
今は週に1回、J学園のボランティアをしているそうだ。
将来のことを考えると本人は相当苦しんでいるように感じた。
「ただ生きているだけで家族も回りの人も救われるんだよ」
と言ってあげたかったが、言葉にできなかった。
私はただ「うん、うん」と話を聞いていた。
実際に生きている人にとっては「生きる実感」が欲しいだろう。
何か自分の生きている意味を見つけたいだろうと思ったから…
娘の遺影に使った浴衣姿の写真が欲しいと言うので、
今度焼いて送るねと約束して別れた。


午後はJ学園で子供達の日常を写したスライドショーを見た。
生き生きとした子供達の中に娘の姿も垣間見れた。
J学園が独立した高校に成長する道が開けつつある報告も聞き、
その後懇親会へ。
大騒ぎしてハラがよじれるほど笑った反動で、今朝はブルーマンデーだった。
祭りの後はいつもこうだ。
目覚めた時、深夜のように真っ暗で雨が降っていたせいもある。
大人気ないほど妙に人恋しい。
こんな日は娘の部屋に入り浸って本でも読んで過ごすのがいいかもしれない。
あ、その前に掃除機をかけよう。
少しは気が紛れるだろう。