娘を失って半年が過ぎた

娘をもっとよく見守っていれば…という後悔の念は、鋭く深く私の胸に突き刺さっている。
日々心の小さなさざなみは絶えることはなく、時折激しい波しぶきが襲う。
一方で、暖かく柔らかな周囲の人達の想いがその棘を優しく包んでくれてもいる。
今日は夕刻、娘の友達が7人訪れてくれた。
まるでそこに娘がいるかのように過ごす彼らの様子は、嬉しく心休まる時を与えてくれる。
帰り際、娘の形見分けしたコートを着たsumireを抱きしめた。
sumireは嫌がりもせず、しっかりと抱かれてくれた。
子供たちはどんな思いでいるのだろうか。
もう半年・・・まだ半年。