政治は復讐劇!?

参議院郵政民営化が否決され、衆院解散、9月11日総選挙とな。
(9月11日って、忘れられないテロの日だわ…)
その後の新聞を読むと、現政府はあたかも復讐がごとき、
反対派に対して対立候補を続々と打ち出しているようだ。
白羽の矢を立てられた人達は「恩義ある人を裏切れないので…」、
「お世話になっている」、「人の道には反せない…」など、
本人の政治的なポリシーとは全く無縁な言葉を並べる。
「デートに誘われたの…断ったら悪いじゃん」とばかり、
彼らはただのチャンスとして政治の場に立とうとしているように見える。
過疎地のポストが減ろうが、大切なお手紙が届かない人が出てこようが、
ま、都会に住んでりゃ関係ないものね。
謀反者には厳罰を…
って、言い開きも与えられないお白州じゃあるまいし、
今は21世紀なのを忘れてるんじゃないの。
私はてっきり、国会で決まったことは国民の意思であり、
さらに慎重を期すために衆・参2つの議院を通る必要があるのだと思っていた。
でも今回、ゴリ押しを正当化するために2つ必要だったんだと
無知な私でもその程度は分かったけどね。