雪あかりの路

１０日から開催されている小樽の「雪あかりの路」。
朝、新聞を見ていた夫が「明日までなんだね」と言う。
明日は私は仕事なので、今日行かないかいと誘われた。
そうね、やらなければならないことはたくさんあるけど、
週末はなるべく楽しく過ごしたいよね。
演劇が終わって退屈そうにしている娘に声をかけると「行こうかな」と返事が返ってきた。
４時過ぎに出かけ、６時前に小樽に到着。
さっそく運河の方へ向かう。
運河には５００メートル位に渡って浮き玉キャンドルが浮かんでいた。
小雪の舞い散る中、なんと幻想的で美しいこと。

その数４００個と聞いたような気がするが…
運河には２人乗った小さなボートが１艘浮かんでて、
消えたキャンドルに火を灯している。
そんな運河沿いの小路には、様々に趣向を凝らしたアイスキャンドルが並んでいた。

雪や氷で作った器にキャンドルを入れた物。
雪玉を積んで隙間から灯りがもれる物。

中には木の葉などを透かせた器もあり人気があった。
小さな炎の灯りはどれほど心をなごませるものかと、
暖かい気持ちでいっぱいになった。