されど朝ごはん

3月に「早寝早起き朝ご飯」のことを書いたが、
今朝の朝日新聞で「どうする子どもの朝ごはん」を読んだ。
朝ごはん給食を提供する学校について
賛成派と反対派、2人の論者が語る。
私の実感から遠いのは反対派の意見だった。
「おにぎりなど単品の軽食を朝食代わりに与えることは反対。
重要なのはバランスのとれた朝食を家庭で食べるよう促すこと。
忙しい、子どもが食べないというなら、あの手この手で正しい食習慣を」
正論だが理想論。
この人の言う「バランスのとれた朝食」とは、
「ごはんとみそ汁、旬の野菜に加え、もう1品毎日違うもの」だそうだ。
この「毎日違うもの」というのがくせもので、たとえ1品だろうが、
毎夕の献立だけで頭を悩ませてる私には負担感が強い。
全ての家庭でバランスのとれた朝食を用意し子どもに食べさせるとなると、
まず親の意識改革から始めることになる。
当座問題になっている朝食抜きで登校する児童への緊急対策にはなりえない。
とりあえず1品、ふりかけご飯でもパンでもシリアルでもヨーグルトでも、
まず朝ごはんを食べることが大切なのではないだろうか。
そして「食べたくない」という子どもには朝ごはん給食は効果的だと思う。