偏見

世の中いろんな人がいるものだ。昨夜、嫌な話が耳に入った。
私は某夫人会に所属しているが、私がそこでの活動に不熱心である…と
上層部にチクリがあったそうだ。
確かに心の中ではそれらの活動に興味もなければ意義も見出せない。
けれども義務は義務と割り切って会合や講演会などには、
ときにはより大切なものを犠牲にして参加しているのだから、
私としては心外しごくである。
どうも私はある種の(権威主義的な)人から嫌われる性質らしい。
自分では控えめにおとなしくにこやかに接しているつもりだが、
そういう人には鼻持ちならない人間に映るらしく、
何か気に食わない思いになるのだろう。
ちょいと本人に問いただしてみようかと思ったが、
価値観の違う人間と同じ土俵に立つのもバカバカしいので、
放っておくことにした。
ちなみにチクったのは、50を過ぎたオッサンである。


・・・でもま、こういうことは自分を見直すきっかけにもなる。
人間誰でも多かれ少なかれ裏表がある。
私は気付かないうちに「嫌々オーラ」を発散し、
それを見抜かれていたのかもしれない。
直接注意されれば反抗心がムクムクわいたかもしれない。
これからは義務と決めつけずに、自分の体験を増やすいい機会だと
思ってなるべく(あくまでも、なるべく)前向きに関わっていこうと思う。
私も40後半のオバサンなんだから。