親心

昨日、娘の親友のパンジーが来て手を合わせてくれた。
娘のお下がりの黒いコートを着て、背中にリュック。
先日来てくれたNちゃんとRちゃんがオシャレな今どきのバックを持っていたのをふと思い出す。
パンジーにバックを買いたいと心が動いた。
家の近くの衣料品店に連れ出し、あれこれ物色。
パンジーは「ギャル系はヤダ」と言い張って、地味なものに手を伸ばす。
黒いコートに似合う白黒チェックの大きめな布製のバックに決めたが、「これでも結構冒険だから」と言う。
「えー、そんな事ないよ。似合うよ。次は靴が欲しいね〜」などと言いつつ、買い物を楽しんだ。
その晩、パンジーは我が家に泊っていった。
娘の部屋でスヤスヤ眠る寝顔をチラ見して、心がほのぼのする。
さぁ今夜はY家で殻付き20キロの牡蠣パーティだ!