春がもうすぐ

今日は中学の担任が訪問してくれた。
以前と少しも変わらない娘の様子に、
「安心したよ」と、嬉しそうに目を潤ませてくださった。
フリースクールに通いたいです…」という言葉にも、
うんうんと頷き、先生にできることは何でも協力するよ…と。


あれから1ヶ月が経った。
親として先々のことも視野に入れなければならないし、
この選択が良かったのか悪かったのかも今は分からない。
でもエムルの気持ちに寄り添って過ごした1ヶ月だったと思う。
普通の親は普通にしていることだろうに、
こんな形でしか子供の気持ちを受け入れられなかった自分だけど…
子供のことだけを考え続ける日々を与えてくれた今回の出来事。
自分も立ったことのある分岐点のこと。
息子もおそらくかつて入り込んだに違いないトンネル。
大切なものを失う前に気づくことが出来たこと。
感謝している。