新しい机が届く

2週間くらい前にヨドバシカメラへ行ったとき偶然目に止まった机があった。
天板が強化ガラスでキーボード用のかなり広いスライドトレーが付いている。
ただそれだけで引出しもラック類も一切ない。
文房具、CDやMD、仕事や趣味で使う資料やノート、ファイル、
家族のプリント類など収納品の多い私にとって機能的な問題は大きい。
ガラスの天板も黒のスライドトレーもシルバーのフレームも埃が目立ちやすい。
1週間ほど迷う日が続いた。
見かねた夫が「もう一度見て決めれば?」と言ってくれて、
余分な付属品のないシンプルな美しさに抗せず、思い切って買うことにした。
実はそれまで使っていた机はスチールの事務机である。
A3サイズが入る引出しにはカッティングマットやスケッチブック。
袖の引出しは鍵付きで中段にはCDが、
下段にはA4ファイルがすぐ取り出せる状態でズラリと入れておけた。
その収納力は捨てがたいが如何せんインテリアには不向き。
冬の静電気も不快だった。
新しい机が届くまでの数日、ワクワクしながら整理整頓。
片付け始めれば不要なものも多く、
居間の収納棚に入れておけば良いものも随分あった。
届いた机の荷を解き、すっかり軽くなったスチール机を横に移動。
あらかじめ買っておいた透明のビニールクロスに
曲線のあるガラスの天板を伏せてカット。
天板とビニールの間に写真などを挟んで楽しむつもりだ。