イジメの根っこ

いじめによって自ら命を絶った子供達・・・
あるいは校長によるパワーハラスメントで自殺した教師・・・
(会社や、子供や老親への虐待など地域社会の中でも同様ですが)
いじめってどういうことなのか。
いじめた生徒、先生、教頭・校長、教育委員会教育庁文科省、政治家の方々、
少し考え方がおかしいんじゃないですか?
教科書やノート、机に「死ね」とか書いたり(器物破損)、持ち物を隠す(盗む)、
羽交い締めにしてズボンを下げる(暴力、セクハラ)、
「きたないから触らないで」とか言う(脅し、言葉の暴力)、
返すつもりのない「ちょっとカネ都合してくれや」(恐喝)。
はっきり言ってこれらはいじめではなく犯罪です。
子供は親に訴え、親は警察に被害届を出しましょう。


無視する、その子の方を見ながらひそひそ話をしたりわざとらしく笑う、
「空気が悪くなったね〜」と遠ざかる、グループ活動の時に孤立させる。
それを知りながら遠巻きにしている子供たちは行動を起こさない・・・
こういうのが犯罪として届けられない、実にタチの悪いイジメなんだと思います。
いじめは「穏便に」済まそうとする学校の体質そのものです。
そして何よりもそういう学校の体質を作ってきたもの達によって、
他に救われる手立てを知らないままに、大切な命を絶つしかなくなる。
いい加減「いじめ=死に追いつめる行為」と認識できないものですか?
見えないところで陰湿に行われるイジメや暴力行為であっても、
よほど鈍感な人間でなければ、こういう空気には気づくものです。
気付かないフリをするのはやめなさい!


頭の緩い私でも分かるような責任逃れの連鎖が延々と行われていますが、
今こうしている間にも人を死に追いやっている「お偉い方々」。
校長の権限を強め、職員会議で教師の自由な発言を奪う。
その結果クラスの問題を教師一人が抱え込む。
「問題を起こしたらどうなるか分かっていますね」という、
ただただ上の人間に都合がいいだけの管理主義、事なかれ主義が、
健康な木の根っこを腐らせているのではないですか。
根っこが腐った木に、葉が茂り花が咲き、実の成るはずもない。
それでも何とか蕾を咲かせようと苦しんでいる子供達を見ようともせず、
机上であーだこーだと時計を気にしながら話してるだけなんて余りにも愚鈍です。
自ら盾となることを厭わず、生徒を慈愛を持って育んでくれてる学校だってあるんです。
もっともっと尊敬と謙虚な気持ちを持って学ぶべきではありませんか?