何かやってみたい

エド・はるみさんは以前は媚びているようで嫌いだった。
最近になって、彼女の感謝することを忘れない誠実な人柄に好感を持つようになった。
24時間テレビは見ていなかったが、その後の番組でエドさんが113キロを走る姿を見た。
スタート前に「いくつになってもいつからでも、人間は変わることができる」と彼女は言った。
マイクを持つ両手も声も震えていた。
自分の言葉を自分に言い聞かせ、完走という重責に耐えているようにも見えた。
アスリートならともかく芸能界という不規則で多忙な世界に身を置く彼女が、
一昼夜かけて113キロも走り続け、最後は客席に背を向けることなくゴールした。
その強い精神力に、私も励まされた一人である。
出来るか出来ないか考えるより、まず何か始めてみることが大切かもしれない。