母のケア的入院


母が今月2日に入院しました。


一人暮らしの不安感が募ったのか、食欲がありませんでした。
とうとう軽い脱水症状で体に力が入らなくなったようです。
ヘルパーさんから入院の打診が来たのですぐお願いしました。


翌日様子を見に行くと案の定、元気で顔色も良くなっていました。
でも母は不安感でそうなったとは認めないのです。
自分は気丈に生きていると思いたいのです。
私が娘を失った事より、夫を失った自分の方が悲劇だと思っています。


なぜ自分の苦しみや悲しみを誰も分かってくれないのだろう。
それでも堪えて生きている事を褒め称えてくれないのだろうと思っています。


「私はまだ頑張れる」と言ってきかなかったので、
今回の事のようになるのは目に見えていました。
何度も評判の良いケアハウスへの入所を勧めましたが、
いろいろ理由をつけて拒んできました。
私は心配する事しか出来ませんでした。


いつも「心配かけたくない」の一点張り。
それが心配の種になっている事には思いが及ばないようです。

このままだと入院退院を繰り返し、
結果的に高齢者病院に入院しなければならない可能性もあります。
でも私の見る限り、母がちゃんとしたケアハウスに入れば、
人の手を借りながらもまだまだ人生を楽しめると思うのです。


私が言っても聞かないので、
入院先の担当医に今後の事を相談しようと考えています。