ε(=××=)~…マジ?

昨夜、夫が大切にしていたものが台無しになっていた…
以前にも同じことがあった。
そのとき子供達2人に問うたが、「知らない」と言う彼らを前に、
私達夫婦は「こういう理由で誰かが過ちを犯したのだと分かるのよ。
でも…2人とも知らないのね?」
…と、告げた。
深く考えずに失敗し、怒られまいとして嘘を言ったにせよ、
2度は繰り返さないだろうと期待してそれ以上は言わなかった。
しかしその後の対応の仕方は、夫と私とで違った。
私は出来心というのを怖れて、
自分の大切なものは鍵のかかる引出しにしまうようになった。
夫はそれまでと同じように誰でも目に触れるし、
触ることもできるままにしておいた。
そして、今回のことが起きた…
最初のときと同じように2人は「知らない」と言う。
夫は淡々と、家族以外の人間がそれに触れる機会はないし、
でもみんなが知らないと言うのなら、
この家はどうかしちゃったんだろうか…と。
「最後にもう一度聞くけど…本当に知らないんだね?」
「知らない」と言うエムルに、
「どうなんだよ!」…と兄が迫った。
それは思いもかけない出来事だった。
実を言うと私達は兄を疑っていたわけではない。
場の空気からそのことは兄も知っていたのだろうが、今はどうしても
自分の役割を超える必要があると感じたのだろうと思う。
真剣な兄の声にエムルは小さな声で何か言った。
「え?…」と聞き返す私にエムルは
「ごめんなさい、ごめんなさい」と泣き出した。
失敗は誰にでもあるよ…
言い訳も聞くよ…ちゃんと聞く。
でも、自分のせいで他の誰かが困ってるときにまで、
平気でいられる人間にだけはなって欲しくない。
親対子供という場面で、してもいないことを疑われる立場にあった兄の気持ちを
エムルはどう感じていたのだろう。
親として出来なかったことを本気で向かってくれた兄に、
私はありがとうと頭を下げた。


で、やぱ兄妹だよ…
今はもう何事もなかったように一緒にCD聞いてるし(*⌒⌒*)~