『木洩れ月夜』

jollyowl2005-04-24

ある趣味の雑誌のコンクールに応募した絵が
小さな賞をいただいた。


まずタイトルが浮かび、すぐに1本の木と月の構成、
背景の色は決まったが、木の枝と月明かりの表現に苦心惨憺。
日頃からモノをよく見ているつもりだったのに、
実際は目ではなく頭のイメージでしか見ていないツケが回ってきた。
締め切りまでに描けるかどうか半信半疑ながら、
作業中盤にテーマである「生きもの」のモチーフが決まった頃から
俄然楽しくなってきた絵。
でもいつもながらシンプルで地味な作品。
このコンクールは年々ものすごく技術が高くなっており、
これでもかというくらい細部まで描き込んだ作品が目白押しなのだ。
選考会は1月下旬だろうと予想していたので、
末日までに連絡が来なかったのを潮に、
今回も一次審査を通過できたことだけを嬉しく思っていた。
同じく受賞した友達から本に出てたと知らせを貰ったまさに昨日、
作品の返却が遅いねと彼女にメールしようと思っていたのでビックリだった。