ウォーターボーイズ

昨夜「第2回全国高校ウォーターボーイズ選手権」を見た。
オリンピックなどでのシンクロナイズドスイミングは好きだが、
高校生男子がどんな演技をするのか…
さほど期待して見たわけではないが、たちまち引き込まれた。
8校が2ブロックに分かれ、各ブロックの最高得点校が決勝進出となる。
シンクロとは一味違うダイナミックな水しぶき。
ジャンプの高さ、手わざ足わざの美しさ。
ときとしてコミカルな演技。
春にはバラバラで泳力さえなかったメンバーが、夏休みを経て、
これほど完成させられるものかと驚きもする。
30秒間無呼吸の演技に挑戦した高校もある。
泳力と体力に勝る競泳の補欠部員で構成されたチームは、
激しい運動量の演技をこなした。
本番でのリフト落下にも関わらず、
他のメンバーが乱れることなくフォローする姿。
水泳初心者の1年生部員が負傷したメンバーの代わりに出場した高校。
体操部出身のメンバーが水上月面宙返りにチャレンジ。
どの高校も、次はどんな演技かと期待させられる。
たっぷり2時間半の放送時間。
一つ一つの高校の汗と涙の練習風景、ときには困難に出会う姿が紹介される。
そして演技。
得点発表の瞬間。
間にいちいちCMが入り、次回からはやはり録画で見ようと思った。
勝戦は夜のライトアップされた舞台で、それはそれできれいだが、
やはり明るい中でないと見えにくい演技もあった。
それにしてもウォーターボーイズ、カッコいいじゃん。
息子がやってる学生競技ダンスも、
こんな風に演出たっぷりでどこかのテレビ局杯でもやってくれないかしら。