評価とは…?

今日、通知表が渡された。
「提出された物については評価した」とのことで、
各教科の「観点」でBがいくつかあったが、予想通りの結果。
分かっていたことであり冷静に受け止められる自信もあった。
しかし………
学園での娘やスタッフの方々の取り組みを見ている身として、
なかなかシンドイ評価だなぁ…と言うのが、正直な感想。


中学校の言い分は「登校していないので評価のしようがない」である。
だけど「評定1」は評価そのものに他ならない。
自ら「できない」と言う評価をしているわけだ。
一度もその目で学園での娘の姿を見ずに一生残る評価をするのか…
余儀なく中学校から離れざるを得なかった娘の気持ちを思うと、
頭では仕方のないことと理解してても、
気持ちは中学校や今の学校教育に対して沸騰寸前だ。
自分達ができないことは、できる人に委ねるべきではないのか?
例えば通知表は空欄もしくは判定不能とし、もし高校を受験する際には、
実際に通っている学園の「意見書」のようなものを提出するなど、
方法はいくらでもあると感じる。
同じ「1」でも、見ていない人に評価されたくないしすべきでないと思う。


担任の先生には2回分の放送と、学園祭での演劇を入れたビデオを渡した。
それを見て、教育の現場についてもっと深い洞察を、
もっと暖かい眼差しを向けていただけたら…
理想に過ぎるだろうが。
同時に学力Bのプリントが渡され、今日明日にもやらせて欲しいとのこと。
どのみち明日の夜に終えても土曜日は学校が休み。
先生には渡せないのに、何か意味があるのか分からない。
しかし娘は無理とも言わず「それなら今日中にやる」と
深夜まで3時間近くかけて5教科をこなした。
速達で先生の要求通り明日には届くだろう。
子育ては親育てと言われるが、娘の冷静な判断と前向きな努力に脱帽。
これも人生の試練。
明日からはこの現実を受け入れ、頭を冷やしてまた色々考えていきたい。