15歳

数日前に誕生日を迎えた娘。
「あ〜、やだやだ。14歳のままでいたかった」と言う。
誕生日の前日は「14歳最後の日だ〜」と嘆いていた。
「早く大人になりたい」と言ってたくせに(笑)
誕生日当日は夫も息子も帰りが遅く、2人だけで小さなケーキで祝った。
私からのプレゼントは偶然にも昨年と同じ、手袋だった。
昨年の手袋を穴が開いたのに使い続けていたからだ。
でもこの赤い手袋…私にとってはとても棄てることが出来ないものだ。
きれいに洗って思い出に取って置こう。
去年は14歳になって間もなくいろいろなことがあったよね。
辛いこと苦しいことが多かったはずなのに、
その後の出会いがエムルの14歳を離れがたいものに変えてくれたんだね。
15歳もまた、新しい手袋と共に暖かく希望に満ちた一年でありますように。