セクハラ教師と国歌斉唱

朝日新聞朝刊「子どもを守る」より。
セクハラ教師への児童・生徒の訴えにも関わらず学校側が野放し
(事故報告書を作らない、教委への報告もない)のまま、
同一教師による被害が繰り返されてきたとの記事を目にした。
一例では教師は同僚教師から保護され、
訴えた生徒は校内の噂で不登校になったという。
「問題をうやむやにされると、訴えた生徒が二重に苦しむ」。
当然のことで、加害教師への処罰はもとより、
被害者の立場に思いが至らなかった学校側も処罰されるべきだと思う。
一方そのすぐ横に、学校の式典で国歌斉唱の際、
起立しなかった教師が処分された記事が載っていた。
国歌を斉唱するか否か、その際起立するか否か…
これは個人の持つべき歴史や歴史観にゆだねられるべきもので、
強制しようとするのが間違ってるような気がする
(強制とは、強制しないとしてもらえない=自信がない、からすることでは?)。
日本人としての誇りが国歌の中にないと感じる者もいるのではないだろうか。
例えば「君が代は〜♪」ではなく
「我らが世は〜♪」であればいいのになと、私は思う。
何か罰せられるべき対象が違うんじゃないのかなぁ???
ちなみに明日は娘の「中学校」の卒業式。
多分、起立斉唱があるだろう。
今までは親に強制はなかったので私は立たなかった
(心の中で「我らが世は〜〜〜♪」と歌っていた…笑)。
子供の成長を祝う気持ちで出席する者が、
違和感を感じる国歌に敬意を払う意義があるやなしや?