新撰組関連

新撰組にハマッている娘に影響されて、金曜日から3日間連続で3本観た。
結局最後は暴力集団と化した江戸末期の仇花と思うし、
美化するつもりもさらさらないが、私もなぜか新撰組に魅力を感じる。
まず『壬生義士伝』。
田舎の下級武士の悲惨な暮らしぶりや、厳格な上下関係を背景に、
何よりも大切な武士としてのプライドを家族のためにかなぐり捨てた
吉村貫一郎の生き様に感動を覚えた。
たとえ蔑まれようとも生きて家族の元に帰りたい。
その道が絶たれ「万策尽きた…」と呟く貫一郎の姿に、
どれほど帰りたかったことだろうと、涙が止まらなかった。
五稜郭』は11年前にテレビで放映された5時間もの。
2日に分けて見ようと思っていたが、前編を見終わったら、
やはりクライマックスの後編まで一気に見てしまった。
土方歳三、伊庭八郎(伊庭八郎の出番は短いが舘ひろし
とにかくクールで精悍でかっこいい)、中島親子の最後は、
11年前と同様やはり泣けてしまった。
「これ絶対泣くんだよね〜〜〜」と3つの場面を予告しておいたが、
隣で見ていた娘はその度にティッシュを差し出すので泣き笑いだった。
今日は『新選組!土方歳三の最後』。
娘から藤原竜也が出ていると聞いて借りたのだが、
後で間違って借りたことに気付いた。
本編の『新選組!』は49話もある連ドラだった。
いずれにしても壬生義士伝五稜郭を見た後では、何とも軽い印象。
もはや全巻借りてまで見ようという気は失せた。