休みなさい!

咳も出て食事もほとんど摂れないのに、ふらふらした足取りで学園に行こうとする娘。
2週間後に迫った学園祭のことがアタマから離れないのだ。
カレンダーをじ〜〜〜っと眺めてしおれてる。
演劇の練習の他にも「入り口のアーチを作る手伝いをしたい」とか、
あれもこれもとグズグス言うので「アンタ一人でやってるわけじゃなし、
友達を信じて今は休むことに専念しなさい」と言い聞かせる。
「部活だって、こういうときのために副部長がいるんでしょ。
焦る気持ちは分かるけど、たとえ残り1週間でもアンタならできるから。
もっと自分を信じなさい。不安でいっぱいになったら台本の台詞に目を通して
イメージトレーニングしてなさい」。
たいして慰めにもならないと思いつつ言ってみる。
娘は今までの演劇発表のDVDを持って自室に戻った。
・・・スミマセン、部活の皆さん、先生、お友達。
少し快方に向かってはいますので・・・