「Joint Moment〜つなぎあう大切なもの」開演

jollyowl2006-11-11

ということで昨夕は夫と共に会場へ。
当然のことながら学園関係者以外の観客(多分先生とか
教育関係者?)も大勢いる。
いよいよ幕が上がった・・・ドキドキドキドキ。
あれ?2週間前の学園祭と同じ演目なのに、全然動きが違う。
台詞も随分変わってるんでないかい?

ブル部の演奏もスゴイ!思わず鳥肌が立つ。
たった2週間でこんなにパワーアップできるものなんだろうか?
娘は家では「(練習が)大変だ」などとは一言も言わないが、
これほどの仕上がりを見せつけられると演劇部もブル部も、
量、質ともに相当の練習を繰り返してきたのは一目瞭然。

マイノリティーとしてさまざまな偏見の目にさらされてきた苦悩、
だからからこそ分かる人間の心の痛み、仲間を大切にする思い、
人への優しさ、包容力などがいかんなく表現されていた。
演劇部とブル部の自然で見事なコラボレーション。

音響や照明の効果も素晴らしく、クライマックスでは思わず目頭が・・・(=T^T=)~
昨夏、「友達と演劇やりたいね〜って話してるんだよ」と言っていた娘。
それからまもなく「演劇ゼミやることになったよ」と目を輝かせていた娘。
まるで昨日のことのように思い出される。

それがこのような形で花開くとは想像もしていなかった。
毎年「教育の夕べ」で上演するのは賞を取るようなそうそうたる高校演劇部、
と聞いていたので正直言って創部まもない娘達の演劇が通用するのか不安だった。
そもそも、賞はもちろんコンクールの類にさえ無縁のJ学園演劇部が
なぜ選ばれたのか、今もって分からない。
他の高校の演劇を見ることがないので比較するすべもないし、
演劇に関する専門的な見方もできるわけではなくその必要もないと思うが、
「J学園の子供達、すごいでしょう?」と自慢したい気持ちでいっぱい。
指導するスタッフの方々の力はもちろん、それに全力で応えた子供達、
さまざまな形で支えてこられた方々に、心からの拍手を送ってやまない一夜だった。