卒業

久しぶりにJ学園へ。
役員会では独立した高校への道が前向きに開きつつある報告を聞き、
思わず心が躍った。
提携しているS高等学校のではなくJ学園そのものの卒業資格が得られるのだ。
娘にその卒業証書が手渡されることはないのだが、何だか我が事のように嬉しい。
その後、後期卒業式に出席。
スタッフ含め20数名の参列者に見守られ、照れくさそうな卒業生。
スタッフ一人ひとりのユーモアあふれるお祝いの言葉に耳を傾けながら、
自然と娘のことが思い浮かんだ。
もう永遠に娘に卒業式は来ない。
娘がJ学園の卒業証書を手にすることはできないのだ、と。