センチメンタル・ジャーニー

昨年8月、娘が一人旅した高知を私も訪れたいとずっと思っていた。
娘の足跡を辿り、娘が見た景色を見たかったのだ。
なるべく早く訪れたかったが、なかなか気持ちの整理がつかず、
暑い夏をやり過ごしていた。
できれば夫と二人で行きたかったが、夫が休暇を取れる時期が遅く
意思の疎通もうまくいかず、不安はあったが結局私も一人旅を決心した。
思い立ったが吉日、季節も頃よい今月下旬に行くことにした。
今日、旅行の手配をした。
娘が残していった旅の日程表だけが頼りだ。
その中には娘も行くのが難しいと言っていた岡田以蔵のお墓もある。
案内板も注意して見ないと分からない山の竹林の中にあるようだ。
方向音痴の私が果たして行けるだろうか・・・
でもできるだけ娘の訪れた同じ場所を巡り、娘を追悼したい。