一周忌

jollyowl2008-06-19

あいにくの雲で霞んでいたが昨夜は満月だった。
「あの日」から丸一年が過ぎた。
長かったような気もするし、あっという間だった気もする。
「あの日」のことは今も鮮明に胸によみがえる。
少し違うのは、底知れない哀しみの水底に沈んで泣くことしかできなかった自分が、
今は水面にほのかな明かりが射しているのを見上げることができることだ。
あれから色々なことがあった。
できるだけ平静にこの苦難を乗り越えていこうと頑張ってきたが、
萌の一周忌を前に私が、そしてとうとう夫まで病んでしまった。
つくづく思うのは、いかに多くの方々に支えられてきたか、
そして今なお支えられているかということ。
今日もお友達やJ学園の先生方が供養に来てくださった。
BOZE先生は「まだ実感がわかない。休学中で、ある日ひょっこり姿を現しそうだ」と
おっしゃってくださった。
萌を知る全ての人達の共通した思いだろう。
先生達は私を夕食に誘ってくださった。
萌の思い出話に花が咲き、それは楽しいひとときだった。
萌もきっと空の上から微笑んでいたに違いない。
指をくわえて羨ましがっていたかも…(笑)

まるでお花畑のような萌の部屋。
皆様、身に余る御香料、御供物、御供花、心暖まるお手紙をありがとうございました。
心から感謝しています。