揺れるココロ

中学の担任から電話があり、
ちょっとした連絡事項のやり取りの後、進路の希望について聞かれた。
娘は学園祭の準備などで目一杯の様子だったし、
10月いっぱいをメドに決めようねと話してたので、
もう少しして落ち着いたら話しを聞こうと考えていた。
晩ご飯を食べながら「どうするか方針は決まった?」と聞いてみた。
J学園の高等部1本とばかり思っていたら、
「H学園大付属(私立)も気になっているし、
あとY高校(単位制公立)とか…」。
どうやら高校卒業後の進路が彼女の視野に入ってきているらしい。
今までは進路と言えば「高校選び」で彼女の思考は止まっていた。
高校さえ卒業したら好きなことができる、と単純に考えていた。
それが大学という選択肢がぼんやりと娘の前に現れたようだ。
J学園で進路についての話し合いが度々持たれ、
先生からのさまざまなアドバイスを受けた結果かと思う。
「じゃあ、見学に行くとか行動起こして、頭ハゲルほど考えなよ」と言ったら
「本当にハゲたらどうすんの〜〜〜!?」だって。
やると決めたことはとことん頑張れる子なので、
どこを選び、受かっても受からなくても、
後悔しない道を進むだろうと信じている。