前向きに

この3連休に一時帰宅している父のお見舞いに行った。
顔を見たとたん泣いてしまうような気がして、自分にカツを入れた。
会ってみれば、床屋へ行ってこざっぱりとした父は顔の色艶もよく、
とても元気で拍子抜けするほどだった。
いろいろ調べてくれたらしい夫が、食道癌に権威のある先生が白石にいるので
セカンドオピニオンを受けたらどうかと勧めてみたが、
今の医師を信頼しているのでこのままでいいと言う。
副作用を緩和する薬もあるとのことで、
治療の辛さを充分考慮してくれるとのことだった。
「今さらクヨクヨしたって、なっちまったもんは仕方ない」とさばさばしてる。
病状と治療方針が書かれた書類には3年生存率20%、とあった。